カネゴンは金(ゴールド)を現物資産ではなく投資信託で保有しています。
なぜ投資信託で保有しているのかを記載したいと思います。
現物と投資信託の特徴や違い
まずは現物資産と投資信託の特徴を比較してみました。
項目 | 現物資産 | 投資信託(ETF) |
---|---|---|
流動性 | 中 店舗にいく必要あり | 高 (証券市場で売買可能) |
保管コスト | あり (自宅や保管サービス) | なし (信託報酬は必要) |
手数料 | ないところも (スプレッドはあり) | 信託報酬 (買付手数料) |
小口投資 | 最小購入量から | 数千円から可能 |
税制 | 売却益50万円以下は非課税・ 長期保有の有遇あり | 譲渡所得 |
比較してメリットの部分は赤字で記載しています。
一番は売買が容易にできること
投資信託に決めた理由は現物資産を持つより売買が容易にできることです。
表にもある通り、現物資産を持つ場合はいちいち店舗にいったり、口座を新しく作らなければなりません。
ネットで取引もできるのですが口座を新しく作るのが面倒・・。
投資信託であればすでに証券口座を持っているので、クリックひとつで買えますし、日々の連動も証券口座から確認できるのでとても楽です。
私が取引しているSBIの証券口座には現物資産の取り扱いがあるのですが、買付手数料が1.65%かかるのが少し引っかかって投資信託にしてしまいました。
このあと、後述する税制面と比べると安い手数料ではあるのですが・・。
株と同じような感覚で取引したい
もう一つの理由としては、株と同じような感覚で取引したいということ。
現物資産でも少額から可能ですが、株(投資信託)と同じ感覚で取引するのが慣れているので現物資産よりも取引しやすいと考えました。
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デメリットは税金の控除
現物資産の最大のメリットは税制にあります。
金には特別控除という税制のメリットがあります。
・50万円までの利益は非課税
・5年越えの長期保有は50万円を差し引いた金額のさらに半分が課税
この税制は投資信託には適用されません。
(投資信託は株式と同じ約20%の税金)
税制を考えると現物資産のほうが圧倒的有利なのですが、さきほどの理由のほかにも保有額が大きくないので利益もそこまで大きくならないだろうと考えおりました。
ただ税制面を考えると現物資産の保有のほうがメリットがあると思いますので、金の保有額がもっと増えたら現物の切り替えも検討していきます。
まとめ
・売買が容易にできて取引を株と同様の感覚で取引するなら投資信託がおすすめ
・現物資産は税制のメリットが大きい
・カネゴンは投資信託で保有中だが、保有額が多くなれば現物資産への切り替えも検討
この数年で株と同じくらい上がり続けている金(ゴールド)。
私と同じようにヘッジの一つで持つことを検討している方もいるのではないでしょうか?